Tuesday, April 19, 2011

地獄と希望 

ステップ1とは、最初の第一歩のことです。
AAとは、Alcoholics Anonymous
という、アルコール依存症のグループのことです。

アル中と呼ばれている、アルコール依存症ですが
そのアル中から回復するのに12ステップを使っています。
12ステップは、アル中の人たちが考えた、アル中からの回復の方法です。

Step 1. We admitted we were powerless over alcohol - that our lives had become unmanageable.
私たちはアルコールに対して無力で、 人生は自分の手に負えなくなった、と認めた。

20年、今生きていれば21年になったというある女性が、先月亡くなりました。
彼女は19年くらいまでAAで活動していました。
この年数は、お酒を飲まずに生活を立て直す努力をしてきた年月のことです。
実年齢はもっと高く、彼女には2人の子どももいました。
再発をしてから1年以上AAから遠ざかり飲酒をしていました。

今年に入り、AAの仲間に「酒を止める必要がある。もう一度やり直さなきゃいけない」
と助けを求める電話をしました。

でもそのあとで、自殺をしたということです。
お酒を止めようと思ったけれど止められなかった、ということからくる自己評価の低下
生きていない方が他の皆にとって良い、という究極の自己中心さ

AAで自分の行動を変えていく努力を止めると
自己中心さが戻ってきます。
「別にいいや」「あいつの方が悪い」
自己中心に考えるくせ、一人でこもるくせ、は
アルコール依存症に共通する症状です。

子どもがいるのに自殺することもありえる。
そんなヘビーな例でなくても、アル中の行動をみるたびに、
自分に念を押さざるを得ない。
その行動自分もするだろう、と。
それからAAの人は、自分が今そんなことをしようと思っていないことに
感謝します。

一回二回、AAの提案を無視すると
翌日はもう、自己中心さのために、AAに行くのが怖くなる。
AAを辞めて、自分のなじみの行動で生活したいと、頭の中がねじれていく。

飲まなくても行動は自己中のほうに、よくねじれます。
AAの人とつながっていないと、自分の古い習慣に飲まれてすぐに再発をする人は多い。

お酒を飲むことで、多くの災難を伴う結果をこうむったのに
自分は、すぐに昔の行動に戻ろうとする。
お酒を飲まなくても、自分の考え方は変わらないので
自分の言動によって、毎日災難を伴う結果をどっちみちこうむり
みじめである。

そう感じてそう認めたら、そこから回復していく方法がある。
それをもう繰り返す必要がなくなる。
そういう約束が、12ステップにあり、
アル中は、ぼちぼちAAに参加していきます。

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