Thursday, March 31, 2011

依存症とのちがい

依存症になり依存が止められなくなり
その影響をもろに受け、物質や人間関係を失うひとが
依存症者にはおおくいます。

失うものが少ないうちから、依存症の治療を始めれば
早期回復につながります。

ただ食事の時などに飲む習慣が、自分を痛めつけるまで飲む習慣になった、とか
楽しく飲めなくなった、とか飲んだあとの記憶がない、など、人それぞれなりに
今までと違う飲み方になった、という変化ポイントが
アルコール依存症にはあります。

そのポイントを過ぎてから、どれだけ早い時期に
アルコール依存症だと知り、自分でその疾患に対するケアを始められるかが
早期回復において求められるところです。

しかし

アルコール依存症の人は、そのポイントをその時には認識できません。
あとで振り返ってみて「そういえばその頃だ。」と言うことができる程度です。
そのような生活を築き上げるのに十分長い時間を費やして
そのポイントに到達するので
その時点では、それ自体が生活習慣または人生そのもので
「ワタシおかしい!?」などと、感じることがほとんどできないからです。

依存症でない人が、たとえば
たて続けに泥酔してヒトサマに迷惑をかけたり、”多すぎる”ほど飲むなどしたとする。
「ちょっとヤバい。。」、と思う。
何らかの”越えてはいけない”境界線を知り、多くは飲むのを止めます.

それが依存症とのちがいです。

飲むのを止めてAAで何年も過ごしても
もう一度飲みだしたあと、7年後に至るまで
「ちょっとヤバい」と、改めて気がつくことができなかった、
と 、
そういうことが、依存症の症状のひとつです。

No comments: